みなし贈与財産とはみなし贈与によって取得した財産のことを言います。
みなし贈与ときくとなんだか、よくわからない感じがしますが、難しく考える必要は無く、読んで字のごとく、
「贈与とみなす」ものと考えれば良いのです。

つまり、贈与として意図していないものであったとしても、実質的には贈与を受けたことと同じような利益があるのであれば、
それは贈与されたものとして扱われてしまうと言うことなのです。
例えば一千万円の価値のある不動産を知人などに百万円で売りますよと売買が成立したとしても、
このように時価と著しく金額差がある場合みなし贈与として扱われることがあるのです。

ここで問題になるのが、当人達の認識です。本来の贈与であれば、当人同士の間で贈与の認識があるため、贈与税が発生するのであれば、支払いをします。
しかし、みなし贈与の場合ですと、当人達の間で売買が成立しているため贈与である認識が無いために、
贈与税の支払い義務があるにもかかわらず、支払いを行なわずに税務署に指摘されてはじめて気が付くといったことがあるのです。

このような事態を避けるために高額なものを売買するときはみなし贈与に当たるかどうかを確認することにしましょう。